右太もも裏の肉離れで離脱していたホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が10日(日本時間11日)、本拠地でのアスレチックス戦で5月29日以来、36試合ぶりに「2番一塁」でスタメン復帰。5打数1安打1打点4三振だった。
初回。打席へ向かう村上の背中へ降り注いだスタンディングオベーションが、存在の大きさを物語っていた。観客は満員札止めの3万7539人。「リハビリは長かったですけど、すごくうれしいです」。球場の空気を変えられる姿は、メジャー1年目としては異例の領域だった。
3三振で迎えた7回には一塁線を破る痛烈な適時二塁打を放ち、ベース上で笑顔をのぞかせた。「何とか(1安打)出てよかったです。それよりチームが勝てたことがうれしいです」。勝利を求める姿勢は、離脱前と変わっていない。
復帰と同時に、朗報も届いた。13日(同14日)にフィラデルフィアで行われるHRダービーに参加するほか、バイロン・バクストン(ツインズ)に代わってア・リーグのロースターに加わることが決まった。「素直にうれしかった。(HRダービーは)テレビで見る側だったので緊張すると思うんですけど、何とかたくさんホームランを打てるように頑張りたいです」。
35試合のブランクがありながら、大歓声で出迎えられ、ホ軍は大勝。連敗は3でストップし、地区首位タイの座をキープした。「僕が帰って来た時に勢いを付けられたらと思ってやっていました」。“真夏の祭典”を前に、頼りになる村上が最高の形で戻ってきた。



