メッツの先発右腕マーカス・ストローマン投手(29)が、球団側から提示された来季年俸1890万ドル(約20億8000万円)のクオリファイングオファー(QO)を受け入れた。

ストローマンはふくらはぎの筋肉を痛めて7月下旬の開幕を逃すと、8月上旬に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を理由にプレーしないことを発表。今季は全休となっていた。

メッツの新オーナーとなったスティーブ・コーエン氏は10日に就任後初会見を行ったが、ストローマンはその翌日にツイッターでコーエン氏に宛てて「あなたのチームでプレーすることを考えると、ワクワクするどころのものではありません」とツイート。「あなたが毎日のように与えてくれるであろう興奮と情熱をもう感じているくらいです。偉大なチームになりましょう!」と、“残留宣言”を行っていた。

これを受け、コーエン氏は「マーカス、これは素晴らしいニュースだ。まもなく君に会えることを楽しみにしているよ。数日中に電話をかけて感謝を伝えるつもりだ」と返答していた。(AP)