パドレスのトミー・ファム外野手が、10月11日に発生し、腰部を刺された傷害事件で地元の遊興施設を告訴したことが分かった。米ヤフースポーツが28日に報じた。

ファムは24日にサンディエゴの上級裁判所で、地元でストリップクラブを経営するペーサーズ・ショーガールズ・インターナショナル社に対し、乱闘が発生した際にクラブのガードマンがファムにとってのリスクを増大させたとして訴訟を起こした。

ファムは、クラブの従業員たちが事件の発生を警察に通報せず、乱闘が起きた際に店内に閉じ込められたと証言。その後、自身の車を駐車場から回してもらおうとしたところ、見知らぬ人間に刺されたと主張している。

10月に事件の第一報を受けて、パドレスはファムの負傷が命に関わるものではないとし、完全な回復が見込まれると発表していた。

しかし、訴状によると、ファムは自身が大けがを負い、プロ野球選手として稼ぐ力など、相当の金銭的損害を被ることになると主張しているという。