MLB公式サイトが、現時点で殿堂入りしていない元メジャーリーガーのなかから各ポジションの史上最高選手を選出。オマー・ビスケルやバリー・ボンズらの名前が並んだ。

右翼で選ばれたのは、ホワイトソックスなどで活躍した伝説的な選手“シューレス”ジョー・ジャクソン。ジャクソンが最後に大リーグでプレーしたのは100年も前のことだが、通算打率3割5分6厘を記録するなど「その才能と残した数字は今でも史上最高にふさわしい」と記事はつづっている。

ただ、今回のセレクションは殿堂入りの対象となる「現役引退から5年以上経った選手」に絞っているため、昨季限りで引退した元マリナーズの名右翼手であるイチロー氏は含まれていない。同記事は、有資格となれば間違いなく候補になるとして、右翼の称賛されるべき選手の一人にイチロー氏の名前を挙げている。

殿堂入りしていない各ポジションの史上最高選手は次の通り。

捕手:ビル・フリーハン

一塁手:ラファエル・パルメイロ

二塁手:ルー・ウィテカー

三塁手:ディック・アレン

遊撃手:オマー・ビスケル

左翼手:バリー・ボンズ

中堅手:ケニー・ロフトン

右翼手:“シューレス”ジョー・ジャクソン

DH:ハル・マクレー

右腕先発投手:ロジャー・クレメンス

左腕先発投手:ヨハン・サンタナ

右腕救援投手:ダン・クイゼンベリー

左腕救援投手:ビリー・ワグナー