ブレーブスなどで23年間プレーし、メジャー歴代2位の755本塁打など数々の偉業を遂げたハンク・アーロン氏が22日、86歳で死去した。AP通信によれば、ブレーブスから死因の特定は公表されていない。

アーロン氏は1月5日(日本時間6日)に新型コロナウイルスの感染予防としてワクチンを接種していた。AP通信によると、感染拡大が止まらないパンデミックの中で、黒人社会に向けてワクチンが安全であることを示したかったという。アーロン氏は接種後に「このようなことをすることに対して、非常に誇りに感じている。この国のたくさんの人々にとって助けになれる、ほんの小さなこと」と話していた。