エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季2度目の登板となる20日(日本時間21日)のレンジャーズ戦へ向けて、意気込みを語った。

右手中指のマメの影響で調整が遅れていたが、4日(同5日)のホワイトソックス戦以来、約2週間ぶりの登板。勝てば18年の5月20日以来1066日ぶりの白星となるが「一番は点を与えないこと。星については打線との兼ね合いがあるので、左右できない部分がありますけど、点を最小限に抑えることが一番できるところかなと思うので、その先のところかなとは思います」と冷静に話した。

開幕直前の3月29日のドジャース戦で右手中指のマメがめくれ、中5日で4月4日のホワイトソックス戦に今季初登板。マメが再発し、調整が遅れていた。その後は打者出場を続けながら、経過を観察。徐々に回復し、17日にはエンゼルスタジアムのマウンドで30球の投球練習を行った。指の状態については「気にはなっていない。実戦のマウンドとブルペンの投球で強度もまた違うと思う。ブルペンの中では全然大丈夫かなと思います」と話した。

また、4日のホワイトソックス戦ではDHを解除し、「2番投手」として出場したが、マドン監督は2度目の登板では投手に専念させ、打者では起用しない方針を示している。