エンゼルス大谷翔平投手(26)は今季初の5打数ノーヒットに終わった。22日(日本時間23日)、アストロズ戦に「2番DH」で出場し、無安打2三振。打率は7試合ぶりに3割を切り、2割8分6厘となった。チームは完敗。2連敗を喫した。

徹底して高めの直球と外角へ逃げる変化球で攻められた。第1打席は先発ハビエルに高め直球を続けられた後、外角高めのチェンジアップにバットが止まらず、空振り三振。2打席以降も同様のパターンで攻められ、凡打が続いた。5打席のうち、高めの速球で打ち取られた打席が4打席。7回1死一、二塁のチャンスでは左腕レイリーの内角高めのボール球に手を出し、遊ゴロに仕留められた。今季は高めの速球にも対応してきたが、この日は修正できなかった。

前日に日米通算100号となる今季5号を放ったが、最近5試合では19打数2安打。打撃の調子はやや下降気味の一方で、投手では先発ローテーションの順番通りに登板する見込み。26日(同27日)のレンジャーズ戦先発へ向けて順調に進んでいるかどうか、マドン監督は「イエス」と答え、予定変更はないことを明かした。