「2番DH」で出場し、3回に今季6号ソロを放ったエンゼルス大谷翔平投手(26)が、8回にメジャー初の外野守備に就いた。

2-13と大量リードされた場面で、左翼を守っていたベンブーム捕手が投手で起用され、DH解除で大谷が左翼に入った。地元紙OCレジスターのジェフ・フレッチャー記者は「大谷がついに守る機会を得た。ベンチに残りの野手がいなくなったため、ベンブームが左翼からマウンドに移り、大谷が左翼に入った」とツイッターで伝えている。

日本ハム時代の14年以来の外野守備となった大谷は、8番タッカーの左翼線二塁打を軽快に処理。また、8回2死一、三塁では外野スタンドのファンが落としたサングラスをフィールドから投げ返す場面も。この様子を動画で公開した米メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「真の外野手のムーブだ」とたたえた。