28日のカージナルス戦で顔面に死球を受けたフィリーズのブライス・ハーパー外野手が、骨折などの重傷を負っていないことを明かし「問題ない」とコメントした。

ハーパーは3-3で迎えた6回に、ヘネシス・カブレラ投手から96・9マイル(約156キロ)のシンカーを左頬付近に受けて転倒。そのまま負傷退場となったが、ベンチへ引き揚げる際に鼻の左側から出血しているのが見えた。

その後、ハーパーはインスタグラムに動画をアップし「すべて問題ない」とコメント。CTスキャンを含め、いくつか検査を受けたがいずれも結果は異常なしだったと明かした。

カブレラは「ハーパーに申し訳なく思っている。彼の早い回復を願っている」と謝罪の意を示し、故意ではなかったと話した。マイク・シルト監督も「われわれはみな、ハーパーが無事であることを願っている」と気遣った。(AP)