MLBは4月30日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関して、9球団で選手やコーチ、トレーナーらの2回目の接種完了率が85パーセントに達したと明らかにした。これらの球団ではリーグが定めた感染防止規定の運用が緩和される見通し。

また、リーグ全体でも対象者の81パーセント以上が少なくとも1回の接種を終えた見込みだと、MLBは発表した。

2回目接種完了率が85パーセントを超えた9球団についてMLBは球団名を公表していないが、ヤンキースとタイガースはその中に含まれる。両球団ともに30日の試合ではベンチ内でマスク着用が不要となるなど、感染防止規定の運用が緩和されていた。(AP)