エンゼルス・アルバート・プホルス内野手の突如の戦力外に、米メディアでは「衝撃」「ショッキング」「驚き」などの文字が並んだ。

米誌フォーブス電子版は「プホルスのような選手は、所属球団と球界全体から最大限の感謝の気持ちをもって送り出されるべき」などと批判。一方で、移籍サイト大手の「MLBTR」は、近年の不振から「彼のパフォーマンスの観点から見れば、この決断は誰も責められない」と擁護した。

◆アルバート・プホルス 1980年1月16日、ドミニカ共和国生まれ。99年ドラフト13巡目(全体402位)でカージナルス入りし、01年に新人王。1年目から10年連続で打率3割、30本塁打、100打点。05、08、09年ナ・リーグMVP。03年首位打者、09年本塁打王、10年に打点と本塁打の2冠。球宴10度選出、一塁手で2度のゴールドグラブ賞。11年オフにエンゼルスと10年総額2億4000万ドル(約264億円)で契約。メジャー通算3253安打、667本塁打、2112打点。191センチ、106キロ。右投げ右打ち。