【アナハイム(米カリフォルニア州)25日(日本時間26日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(26)が、ホームラン打者の高等技術を見せつける驚速弾を放った。レンジャーズ戦に「2番DH」で出場し、4回の第3打席で15号3ラン。内角球を弾丸ライナーで右翼ポール際へ運び、本塁打の打球速度では自己最速117マイル(約188キロ)をマークした。メジャー本塁打ダービーではブルージェイズ・ゲレロの16本に次ぐ2位タイ。3打数1安打3打点で2連勝に貢献した。

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マドン監督の勘違い? で大谷の登板日が変更となった。当初は28日(日本時間29日)のアスレチックス戦に先発する予定とされていたが、球団が27日(同28日)の登板と公表。同監督は「伝達ミス。私の間違いだった。金曜日(28日)と聞いていたが、木曜だった。私の間違い」と平謝りした。大谷はレンジャーズ戦前、ブルペンで座った捕手に対して22球、投球練習を行い、準備を進めた。