ロサンゼルス・タイムズ電子版が26日付で、現在借金5でア・リーグ西地区4位と低迷するエンゼルスと、FAまであと約2年半になる大谷翔平投手(26)の将来を懸念する記事を掲載した。

「ショウヘイ・オオタニはエンゼルスが勝たなくても残留するのか?」の見出しでチームの現状を分析。「エンゼルスは浮上する可能性もあるが、負傷離脱中のトラウト外野手が戻るまでにチームを解体する可能性もある。後者の場合、チームにおける大谷の未来は不透明になってくる」と指摘し「チームが苦戦する中、オオタニはファンにとって見逃せない看板選手になりつつあり、疑問は日に日に膨らんでいく」としている。

エンゼルスは26日のレンジャーズ戦で3連勝したものの、今季負け越せば6年連続となり、ポストシーズン進出を逃せば7年連続。トラウトはチームが勝てないシーズンが続いても19年3月に12年総額4億2600万ドル(約469億円)の契約延長をしているが、大谷の場合はどうなるか。同紙はチームの現状を憂えた。