5回を終えた時点でエンゼルスが3-2で1点をリード。「2番投手」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)は、今季2勝目の権利を得ている。

1回のハニガーからイニングをまたいで4者連続三振を奪うなど、5回まで8奪三振。4回2死二塁のピンチも、ケリニックからスプリットで空振り三振を奪った。

初回、1番クロフォードに91・9マイル(約147・9キロ)の直球を右翼席へ運ばれ先頭打者本塁打を被弾。3回もトランメルの右翼線二塁打などで1死三塁とされると、再びクロフォードに左犠飛を許したが、5回を終えて64球と理想的な球数で終盤に入る。

一方バットでは、右腕ダガーと対戦した1回無死一塁の第1打席は併殺打。左腕ザモーラに相手が代わった3回1死の第2打席は四球。5回2死一塁の第3打席は遊ゴロと、3打席を終えて無安打。

投打で同時出場するリアル二刀流は今季5度目(登板は8度目)。リアル二刀流での投手成績は21回1/3を投げ、14安打10失点(自責8)で防御率は3・38。投手専念で登板した3試合の防御率1・80に比べ、失点は多いが、登板時の打者成績は4試合で13打数5安打の打率3割8分5厘、1本塁打、3打点と好成績だった。