マリナーズの先発右腕ローガン・ジルベルト(24)が、5回2安打1失点、4四球7奪三振でメジャー初勝利(2敗)を挙げた。いきなり先頭アップトンに初球を本塁打とされたが、その後は無失点で切り抜けた。

3-1の4回2死一、二塁では、ここまで2四球(敬遠1)の大谷と対戦。3連続ボールからフォーシーム2球でフルカウントとし、最後は内角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。試合後に「スライダーで打ち取ることを念頭に対戦したが、カウントを悪くしてしまい、投げづらい状況を自ら作ってしまった。そこから速球でカウントを整え、スライダーを投げられる場面に持ち込むことができ、幸運にも良い結果となった」と振り返った。

サービス監督もその場面について「あれは大きかった。質の高い球を投げなければいけない場面で、スライダーを狙い通りの場所に投げきった。自信につながるだろう」と話した。