エンゼルスの大谷翔平選手が今季オールスター戦に投打で選出され、100年近い歴史で初めて二刀流を披露する見込みとなった。ジョー・マドン監督は「野球ファンでなくとも関心を持つだろう」とその偉業について語っている。

4日に発表されたオールスター戦の投手とリザーブ選手において、大谷はア・リーグ投手部門で選出。すでに指名打者(DH)部門でもファン投票でスタメンに選出されており、1選手が投打の複数ポジションで選出されるのは史上初の出来事となった。

マドン監督は「彼はホームランダービーに出場し、マウンドに立ち、さらにバッターボックスにも立つ。これまで一度もこんなことはなかった。二度とないことかもしれない。野球ファンでなくともそのすごさが理解でき、関心を持つだろうね」とコメント。1933年に開始した伝統あるオールスター戦において、異例の出来事だと語った。(AP)