「2番投手」のリアル二刀流で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、今季4勝目を挙げ、日米通算50勝に到達した。ア・リーグ東地区首位のレ軍を相手に投手では7回、89球を投げ、5安打2失点。直球の最速は98・5マイル(約158・5キロ)をマークした。 打者では1回に同点の適時二塁打を放ち、4打数1安打1打点。投打でチームの勝利に貢献した。

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大谷は同僚のアシストで4勝目をたぐり寄せた。この日は専属捕手のスズキではなく、スタッシとバッテリーを組んだ。今季初登板の4月4日、ホワイトソックス戦以来のコンビで「丁寧に捕球してくれてましたし、そこが印象的ですごい良かった」と振り返った。また1点リードの6回2死一塁、レ軍ボガーツのホームラン性の打球を中堅手レガレスがジャンピングキャッチ。好守備にも救われ「今日の試合を決める大きなプレーだったと思います」と感謝した。