特別ルールの「1番DH」で出場し、先発して1回無失点で勝利投手にも輝いたエンゼルス大谷翔平投手(27)が、また歴代初の快挙を達成した。

大リーグ公式ホームページによれば、両リーグを通じ、かつ公式戦、ポストシーズン、オールスターを含めて、1番打者で先発登板して勝利投手になったのは120年以上の長いメジャー史の中でも、大谷が史上初だという。

また、3番ノーラン・アレナド内野手(30=カージナルス)への4球目にこの日最速の100・2マイル(約161・3キロ)を計測。スタッツキャストが導入された2015年以降、オールスターで100マイルの大台をマークしたのは、2018年の左腕クリス・セール(32=レッドソックス)以来となった。