エンゼルスの“二刀流”大谷翔平選手の活躍を間近で目の当たりにしているチームメートのカート・スズキ捕手が、大谷のことをテレビゲームで作るキャラクターのような完璧な選手だと絶賛している。スズキの出身である米ハワイ州のテレビ局「KHON2」が伝えた。

マウイ島出身の日系米国人スズキはメジャー15シーズンのベテラン。ハワイのホームラン王として知られ、2019年にはナショナルズでワールドシリーズ制覇を果たした実績を持つ。

そんなスズキも、今季のエンゼルスで投打の両方で活躍し、オールスターにも“二刀流”で選出されるなど、大谷がメジャーで新たな歴史を作る姿に、「正直、誰かが作った選手みたい。もし(テレビゲームの)MLB The Showなどで完璧な選手を作ろうと思ったら、まさにあんな選手を作るだろう」と、ポッドキャスト番組「Let’s Talk Sports with Kanoa Leahey & Jordan Helle」でコメントした。

スズキはさらに、大谷はスマートで適応力も素晴らしいとし、「ストライクを決め、約152メートルの打球を飛ばす。やろうと思えば40盗塁、300安打も可能だろう。ものすごく特別な選手。同じチームで彼を見ているのが本当に楽しい。彼が打席に立てば、みんながほぼ毎回ホームランを期待する」と語った。