エンゼルス大谷翔平投手（27）がツインズ戦で3三振を含む4打数無安打に終わり、スランプを心配する声が上がり始めた。

ツインズ戦に「2番DH」で出場し、前田健太投手（33）と2年ぶりに対戦。過去の対戦では1本塁打を含む5打数2安打2打点、2三振と打っていたが、この日は快音が聞こえなかった。1回の第1打席は無死一塁でカウント2－2からの外角寄り90マイル（約145キロ）速球を空振り三振。4回の第2打席は、カウント1－1から3球目のスプリッターを引っかけボテボテのニゴロ。5回の第3打席は2死無走者でカウント1－2から4球目の鋭く落ちるスプリットに体勢を崩され空振り三振と、前田に対しては3打数無安打2三振だった。2番手左腕コローンと対した8回1死無走者で、カウント1－1から変化球3球を続けてファウルしたが、1－2からの6球目、90マイル（約145キロ）の内角高めツーシームを空振りした。

大谷は後半戦に入り、これで24打数4安打、1本塁打、14三振。ロサンゼルスの地元メディアではこの後半戦の数字が取り沙汰され「まだ判断するには早いが、注視しなければならない」との声も出た。