メッツは30日、右前腕部の張りで戦列を離れているエース右腕ジェイコブ・デグロム(33)の復帰が9月以降になると発表した。患部に新たな炎症が見つかったという。

今季15試合で7勝2敗、防御率1・08と圧倒的な成績を残していたデグロムは、今月7日のブルワーズ戦を最後に登板がなく、18日に負傷者リスト(IL)入り。5月にも右脇付近の張りでIL入りした。今後2週間はノースロー調整となる。

デグロムは18年に防御率1・08で最優秀防御率、19年から2年連続で最多奪三振を築く。18、19年にサイ・ヤング賞を受賞した。今年は自身4度目のオールスター選出を果たしたが、ケガの状態を考慮し欠場した。