マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(47)が、今度はブルペン捕手になった。左前腕の張りで負傷者リスト入りしている先発左腕ジャスティス・シェフィールド(25)の投球練習の捕手を務めたところを同投手がインスタグラムに投稿し、1日付のMLB公式サイトが伝えている。

イチロー氏は指導者として選手やコーチ陣をサポートし、これまで打撃投手としての役割にも真剣に取り組む様子がたびたび伝えられてきた。打撃投手をやるために自宅にマウンドを作り練習するほどの真剣ぶりに、米国でも感銘の声が上がっていた。

その真剣ぶりはブルペン捕手としても同じで、シェフィールドのインスタグラムには、マスク、プロテクターなどの防具を完璧に身に着けたイチロー氏の姿。サービス監督は「あの防具一式は間違いなく、イチローがメーカーから作ってもらった本格的な物だと思うよ。彼の体にフィットし、彼のキャッチングスタイルに合うものだ。それ以外、あり得ないよ」とコメント。「ブルペン捕手のイチローをまだ直接見ていない。遠征が終わり本拠地に戻って見るのを楽しみにしている」と話した。