エンゼルス大谷翔平投手(27)が6回4安打1失点、無四球6奪三振と好投し、今季6勝目(1敗)を挙げた。

「2番投手」のリアル二刀流で出場した大谷は初回の1死三塁のピンチを切り抜けると、5回まで無失点。6回に1死三塁から内野ゴロで失点したが、最少失点にとどめ、これで4試合連続クオリティースタート達成。今季成績を6勝1敗とし、防御率も3点を切り2・93となった。打席では3打数無安打だった。

レンジャーズのウッドワード監督は、自軍の攻撃陣について「大谷に対する序盤のアプローチは悪くなかったと思う。良いスイングもあった。だが、回を追うごとにスライダーやスプリットの投球が増えた。初回の1死三塁の場面など、得点圏で大きな1本が出なかった」と振り返った。