映画「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台になったアイオワ州ダイアーズビルのトウモロコシ畑の真ん中で、ホワイトソックスとヤンキースによる同州初のMLB公式戦が開催された。

シューレス・ジョーがプレーしていた時代のレトロ感あふれる特設球場で、ユニホームも1919年頃に着用していたデザインを復刻したものを着用。試合のオープニングには同映画に主演した俳優ケビン・コスナーが登場してナレーションを務め、両チームの選手がトウモロコシ畑から登場する映画さながらの演出も行われた。

1回裏にはホワイトソックスのアブレイユ内野手がレフトフェンス向こうのトウモロコシ畑に飛び込む23号先制本塁打を放ち、これがMLB初のトウモロコシ弾となった。試合はその後、両チームが一発攻勢で競り合い。ヤンキースはジャッジが3ランと2ランの2本塁打、スタントンが2ラン本塁打を放つなど4発。ホワイトソックスも4本塁打を放ち、最後は9回のアンダーソンのサヨナラ逆転2ラン本塁打で勝利した。