レッドソックスのキケ・ヘルナンデス外野手はホテルの部屋で隔離中も、上下ユニホーム姿で仲間を応援していたようだ。MLB公式サイトが伝えている。

ヘルナンデスは新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したとして、8月27日にコロナ関連負傷者リスト(IL)入り。クリーブランドのホテルの一室に10日間隔離されていた。

だがそれもようやく終了し、ヘルナンデスは9月7日にILから復帰。「僕が10日を超えてクリーブランドにいなくてはならず、打撃練習などをする場所を見つけた時のためにと、トミーが用具を入れたカバンを送ってくれたんだ」と、クラブハウスのマネージャーであるトミー・マクラフリン氏が用具一式を送ってくれたと明かした。

結局、ヘルナンデスは10日で復帰を果たしたため、その必要はなかったが「自分も試合に出場している気分でいたよ。上下のユニホームを着て、キャップをかぶり、ダッグアウトにいるつもりでマスクもした。気分を盛り上げるために、(コロナIL入りしているほかの)メンバーとビデオ通話アプリでつながって。みんなで中継を見ながら試合に参加して最高だったね。誰も、ぼんやり休んでなんていなかったよ」と、隔離中もフル装備でチームを応援していたと述べた。