サイ・ヤング賞選出3回のマックス・シャーザー投手(37)が、7回を2安打7三振という圧巻の投球でレッズ打線を零封し、15勝目(4敗)を挙げた。

既にリーグトップだったシャーザーの防御率は2・08に。ナショナルズからドジャースに移籍してからの7試合では0・78という驚異的な防御率を残している。

シャーザーは降板後、「カーブの感触が良く、ストライクゾーンの低めに投げることができた」とし、それによってオースティン・バーンズ捕手がうまく速球を織り交ぜてくれたとコメントした。

デーブ・ロバーツ監督はシャーザーについて、「ストライクゾーンを4分割した複数のポイントにいくつもの球種を投げ込めるなんて途方もない名人芸。あの投球術が見られるなんて、幸運だと思う」と述べた。(AP)