米CBSスポーツのスコット・ホワイト記者が2021年のファンタジー・ベースボール(仮想野球ゲーム)を振り返り、エンゼルスの大谷翔平選手を「最もインパクトを与えたプレーヤー賞」に選出した。

大谷は今季、“リアル二刀流”として際立った活躍を見せ、投手としては先発23試合で9勝2敗、防御率3・18。打者としては155試合で打率2割5分7厘、両リーグで3位の46本塁打を放ち、100打点、26盗塁をマークし、史上初となる投打両方でのオールスター選出も果たした。

ホワイト記者は、大谷について「ホームランと盗塁の両方でトップレベルの成績を残した。ファンタジー・ベースボールにおいて、唯一にして最高のプレーヤーではなかったかもしれないが、もし彼を使ってリーグ優勝した人がいれば、おそらく彼が(優勝できた)最大の理由だろう」とつづっている。

ファンタジー・ベースボールは仮想野球ゲームで、ゲーム参加者が実在の選手をドラフトやトレードなどで編成して架空のチームを作り実際の選手の活躍、成績によって点数を競う。

なお、ホワイト記者は今季のア・リーグMVP予想で大谷の名前を挙げている。