今季途中にレッドソックスに加入したカイル・シュワバー外野手(28)が、同球団から新契約の話があれば「全力で聞く」と語り、残留に意欲的であることが分かった。米CBSスポーツが伝えている。

昨オフにカブスからノンテンダーフリーエージェント(FA)となったシュワバーは、その後ナショナルズと1年契約を結んだが、今年7月下旬にトレードでレッドソックスに加入。新天地でレギュラーシーズン41試合に出場し、打率2割9分1厘、7本塁打を記録した。

シュワバーがナショナルズと契約した際、2022年については相互オプションとなっていたが、CBSスポーツのR・J・アンダーソン氏は同選手がこれを破棄して再びFAとなることはほぼ確実と述べた。だが、それでシュワバーとレッドソックスの関係が終わるとは限らないとし、同選手が最近地元紙ボストン・グローブに語った言葉を引用した。

それによると、シュワバーは「(レッドソックス復帰を)考えないとしたら、相当愚かなことだろうね。このチームは信じられないくらい素晴らしい。球団が(新契約について)話をしようかという気持ちなら、全力で聞く。理由もなく相手を除外するなんてばかげたことだと思う。相手がこのチームならなおさら、僕は熱心に耳を傾けるよ」とコメント。新契約の打診を願う様子を示している。