ニューヨーク・タイムズ電子版は12日付で「オオタニをハッピーにし続けるため、球団の使命はシンプルに“勝つこと”」の見出しでエンゼルスを特集した。記事中で、ミナシアンGMが今後のチーム作りと大谷翔平投手(27)について語っている。

大谷とトラウトというMLBを代表する2大スターを抱えるエンゼルスは注目を集めることが多いが、今季は77勝85敗で4年連続ア・リーグ西地区4位に終わった。シーズン終盤には大谷がファンや球団は好きだが「ただそれ以上に勝ちたいっていう気持ちが強い」と発言し、波紋を広げたこともあった。

記事では、ミナシアンGMが、その発言後に大谷と何度か直接話したとし「彼とはあらゆる種類の話をしている。グラウンド内外で感銘を受ける存在だ。一つ言えるのは、選手の才能を見抜く目がすごい。彼に連絡し、選手について尋ねることがある」と意外な事実を明かした。また同GMは今オフ獲得を目指すFA選手について大谷と話したかどうかについては明かさなかったとした上で、チームに必要なのは投手の補強と指摘。シャーザー(ドジャースFA)やカーショー(同)ら大物FAを含む複数の先発投手を獲得ターゲットの可能性として挙げている。