米ラジオ局WEEI電子版は15日、メジャー移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手(27)の獲得候補として、フィリーズなど5球団を挙げた。

フィリーズには今季メジャートップのOPS1.044を記録しナ・リーグMVPに輝いたハーパー外野手が所属。鈴木誠が加入した場合はハーパーが右翼、鈴木誠が左翼に就くと予想し、さらに守備面でも今季の正左翼手マカチェンと比べ、大幅に改善するとした。同記事によると、チームはリードオフマン、さらにハーパーに続く強打者の獲得を目指しており、鈴木誠なら「どちらの役割もこなせる」と指摘している。

他の候補には、これまで「積極的に獲得に動いている」と報じられたレッドソックス、ヤンキース、ブルージェイズのア・リーグ東地区3球団と、今オフ大型補強を進めているレンジャーズを挙げた。レンジャーズはすでにシーガー(ドジャースFA)とセミエン(ブルージェイズFA)両内野手と大型契約を結んだため、1億ドル(約110億円)クラスの契約を望む選手ではなく、それ以下の金額になると予想される鈴木誠やシュワバー外野手(レッドソックスFA)を獲得する可能性があるとした。