メッツの新監督にバック・ショーウォルター氏(65)が就任することが18日(日本時間19日)、正式に決まった。契約期間は3年。オーナーのスティーブ・コーエン氏が発表した。

ショーウォルター氏は、ヤンキース、ダイヤモンドバックス、レンジャーズ、オリオールズで、通算20年間指揮を執り、通算1551勝1517敗の実績を持つ大ベテラン。最優秀監督賞にも3回選出された。オリオールズ時代には、それまで先発で故障がちだった上原浩治氏(現日刊スポーツ評論家)を救援投手として起用。上原氏にとって、その後の活躍の転機となった。19年以降は、テレビなどで解説者などを務めていた。

今オフ、ルイス・ロハス前監督との契約を延長しなかったメッツは、これまで6人の候補者と面談。ポストシーズンに5回出場した経験を持つショーウォルター氏の手腕に、チーム再建を託すことになった。