米メディアSNYが2日、ヤンキースがこれまでに獲得したフリーエージェント(FA)選手のなかから「明らかにインパクトのあった選手」に限ってトップ10を選出。2003年から09年まで同球団でプレーした、松井秀喜氏が8位に選ばれた。

SNYは、「最初の契約は3年2100万ドル(約23億1000万円)と決して大きなものではなかったが、(アメリカと日本の)人々は、ヤンキースと松井の契約に夢中になった」とコメント。「それ以前にもヤンキースには伊良部秀輝投手という日本のスターがいたが、松井の方が注目度ははるかに高かった」と紹介した。

その期待通り、巨人からFAとなりヤンキースに入団した松井氏は、在籍7年間で916試合に出場し、打率2割9分2厘、140本塁打、597打点をマーク。シーズン100打点超えを4回記録し、03年と04年にはオールスターにも選出された。09年にはワールドシリーズ(WS)制覇に貢献し、さらに同WSでMVPにも輝いている。