ブルージェイズの選手が、キャンプ地の宿泊予約を待つよう通達されたと、5日付のトロント・サン電子版が伝えた。ロックアウトがキャンプの時期まで続くことを見込んだ通達だという。

同球団はフロリダ州ダンイーデンにキャンプ地を構えており、選手はその周辺にホテルや短期滞在型のレンタルホームなどを借りて滞在するのが通常。チームには加藤豪将内野手(27)がマイナー契約で加入し、メジャーのキャンプに招待選手として参加することが決まっている。

MLBと選手会は新労使協定で合意に至らないまま旧協約の失効期限を迎え、昨年12月2日からオーナー側による業務停止および施設封鎖のロックアウトに突入した。米メディアによるとロックアウト後に直接交渉が行われたが協議は進まず、5日付のESPN電子版によると、次の直接交渉は1月下旬に行われる見込みだという。