ドジャースと6年総額1億6200万ドル(約186億円)の大型契約を結んだフレディ・フリーマン内野手(32)が18日、キャンプ地で会見を行い、複雑な思いと新天地が決まった喜びを明かした。

2010年にブレーブスでデビューし、12年チーム一筋でプレー。「正直な話、自分がFAになるとは思っていなかった」と古巣への未練を見せる一方、故郷であるカリフォルニア州の強豪チームに移籍できたことに満面の笑みを見せ「故郷に戻ったことに興奮している。古巣との再契約がなくなったら、故郷に戻りたいと思った」と話した。

ブレーブス残留が完全になくなったと分かったのは、同球団が14日にマット・オルソン内野手(27)をアスレチックスから獲得したときだったという。「オフシーズンの間にブレーブスから連絡があったのは2度だけだった。(オルソンのトレードが)あるとは、思ってもいなかった。ショックで、数時間は話すこともできなかった」と振り返った。

フリーマンはカリフォルニア州オレンジカウンティで生まれ育ち、少年時代はエンゼルスの大ファンだったという。「67歳の父と86歳の祖父が今も住んでいる。2人ともこれから毎日、僕のプレーを見に来てくれると思う。15年前の高校時代のようにね。それは僕にとって特別な喜びだよ」と話した。