エンゼルス大谷翔平投手(27)が、開幕20試合目で初めて先発メンバーから外れた。代打の可能性もあったが、出番はなく、今季初の欠場となった。

マドン監督はこの日の試合前、休養日に至るまでの経緯について、「これまでも話し合いは続けていて、登板日の前日にも話を持ち込んだが、彼は打席でよりいい感覚になっているとのことだった」と説明した。

志願の出場となった26日(同27日)のガーディアンズ戦では第3打席で中前打を放ち、登板日の27日(同28日)は適時二塁打を含む5打数3安打をマークした。ナイターの試合で投打で活躍し、翌日のこの日はデーゲーム。マドン監督は「前日に打っていなかったら(休養日については)難しい会話になっていたかもしれないが、3安打を放ったことで、より精神的にもリラックスできる」と、タイミングのいい休養日となったことを明かした。

大谷は開幕から前日の試合までチームで唯一、フルイニング出場を続けていた。ここまでの成績は投手で2勝2敗、防御率4・19、打者では打率2割3分8厘、3本塁打、10打点、3盗塁の結果を残している。

チームは5連勝で貯金6とし、ア・リーグ西地区の首位をキープした。