フロリダ州の球団施設でトミー・ジョン手術後のリハビリを行っているツインズ前田健太投手(34)が、ユーモアを披露し話題になった。

4月30日付の球団公式サイトによると、チームがレイズ戦でフロリダ州セントピーターズバーグに遠征中のため、前田が車で2時間かけチームに合流。29日の試合はベンチに入り応援したが、チームは1-6で敗戦し、2011年以降では球団最長だった7連勝がストップした。

一夜明けた30日の試合では、前田は姿を見せず。ベンチには英語で書かれた前田の手紙が貼られてあった。そこには「連勝を止めてしまってすみません。今日は僕はベンチには入りません。18 Kenta Maeda」と書かれていた。

チームはこの日は9-1で快勝し、前田のユーモアあふれる願掛けが実ったかたち。バルデリ監督は「チームから1カ月離れていた彼がベンチ入りするのを待ち切れなかったにもかかわらず、彼は勝利にこだわった。チームの勝利のために裏のクラブハウスにとどまった方がいいのなら、彼は喜んでそうする」と話した。