右股関節の張りのため、スタメンから外れたエンゼルス大谷翔平投手（27）が、代打で途中出場し、1打数無安打だった。

0－3と3点を追う8回2死一塁の状況で、9番ベラスケスの代打で登場。救援右腕グレーブマンと対戦し、カウント3－1から二ゴロに倒れた。一塁へ向かう際は、全力疾走ではなく、ゆっくりとした足取りだった。

大谷は前日の第4打席で同箇所に違和感を訴え、第5打席で代打を送られて交代。一夜明けたこの日は、試合前にグラウンドで軽いキャッチボールを行うなど、順調に回復していることをうかがわせた。

フロスタッド・トレーナーは「明らかに張りがあった。彼はプレーすることを望んでいたが、もう1日休んでどう進展するかを見たい。ただ、先発出場ではなくてもプレーは可能だ」と話し、精密検査などの予定はないと説明。また、マドン監督は「重症ではないが、もう少し様子を見たい」と、あくまでも慎重な姿勢を見せていた。