カブス鈴木誠也外野手(27)が2日、4月のナ・リーグ月間最優秀新人に選出された。21試合で打率2割7分9厘、5二塁打、4本塁打、14打点、1盗塁をマーク。出塁率と長打率を合わせた指標OPSは.934で、カブス新人の月間成績としては歴代4位となる。9長打は、カブス新人が4月にマークした数字としては2番目。開幕からの9試合連続安打は、メジャーデビューからの連続安打としては球団最長タイ、日本人選手では2007年の岩村明憲内野手(デビルレイズ、現レイズ)と並ぶ最長タイ記録だった。

日本人選手が月間最優秀新人に選出されるのは、18年4月と9月に2度選出されたエンゼルス大谷翔平投手(27)以来となる。カブスでは、昨年8月と9月に選出されたフランク・シュウィンデル内野手(29)以来で、カブス新人が同賞に選出されたのは3カ月連続となった。

◆その他の月間MVP アの投手はマリナーズの先発右腕ローガン・ジルベルト(24)、ナはマーリンズの先発右腕パブロ・ロペス(26)。野手はアがガーディアンズのホセ・ラミレス内野手(29)、ナはカージナルスのノーラン・アレナド内野手(31)。アの月間最優秀新人は打率3割5分4厘を記録したガーディアンズのスティーブン・クワン外野手(24)。