ジャイアンツで2010年、12年、14年とワールドシリーズを3回制した名捕手で、昨年11月に引退を表明したバスター・ポージー氏の引退式典が7日、本拠地オラクルパークで盛大に開催された。MLB公式ウェブサイトが報じた。

式典はこの日のカージナルス戦を前に1時間にわたって執り行われ、ブルース・ボウチー元監督や元チームメートのマット・ケイン氏、ベンジー・モリーナ氏、ジェレミー・アフェルト氏らが出席してはなむけの言葉を送ったほか、試合前の始球式では、ポージーの双子のきょうだいが父親に向けて球を投じた。

ポージーは「ジャイアンツ以外のユニホームは着たくなかった。ジャイアンツ一筋で終えられたことを感謝している」とスピーチ。

今後指導者として復帰する可能性を問われると、「無いとは言い切れないが、指導者の仕事には時間を取られることを考えてしまう」と、消極的なトーンだった。