エンゼルス大谷翔平投手(27)がレイズ戦に「3番DH」で出場し、7回無死満塁の第4打席で2打席連続となる6号満塁本塁打を左翼へ放った。

6回無死の第3打席では左中間へ今季5号ソロを放った。4月29日のホワイトソックス戦以来、自身10試合ぶりの1発。2番トラウトの2ラン直後、初球カットボールをとらえた。

本拠地での本塁打は今季初で、昨年9月21日のアストロズ戦以来となった。レイズ戦は8日時点で、通算14試合で打率3割9分2厘と相性が良く、OPS1.378は対戦球団別では最も高かった。

前日8日のナショナルズ戦では2点を追う9回2死一、三塁で中堅フェンス直撃の同点二塁打を放った。直後のレンドンの中前打で二塁から激走し、サヨナラのホームイン。7日には逆方向に安打を放つなど、復調の兆しを見せていた。

この2発でメジャー通算99本塁打とし、松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に続く日本人3人目の100号まで残り1本とした。