エンゼルスのマイク・トラウト外野手(30)が、19日までに米FOXスポーツのインタビューに登場し、今季のチームについて「素晴らしいグループ」と話し、ポストシーズン進出への思いを語った。

エンゼルスは開幕から好調を続け、現在は3連敗中ではあるものの貯金8でア・リーグ西地区で首位アストロズに1ゲーム差の2位。大谷翔平投手(27)がマウンドではエース級の働きをしながら8本塁打を放ち、1番に定着したテーラー・ウォード外野手(28)が急成長。アンソニー・レンドン内野手(31)らケガからの復帰組も万全な状態で貢献している。

トラウトは「我々がこのチームに集めた選手たちは、素晴らしいグループだ。ケガをせずにきているのも、もちろん素晴らしいこと。みんなが打線にそろい、ブルペンの新メンバーや先発ローテの柱が大きな働きをしてくれる。ファンから球団フロントの上層部までみんな、ポストシーズン進出を楽しみにしている。進出しなければと思っている」と語った。

トラウト自身も今季は好調。OPS1・1121はア・リーグ2位、11本塁打は同3位タイ、打率3割2分は同7位と打撃成績はいずれも上位にいる。昨季はケガにより5月途中でシーズンを終えたが、「体調は100%で、ここ数年ではベスト」と明かした。リーダーとしてチームを引っ張る気概を「チームが勝つために自分が前に出る必要があると感じている」と語った。