「1番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、先頭打者アーチで日米通算150号に到達した。

1回無死、左腕アービンの2球目、真ん中に入ってきたカーブを中越えに運んだ。先制の9号ソロで、先頭打者アーチは今季2本目。メジャーでは通算6本目となった。

飛距離は今季最長の433フィート(約132メートル)。角度28度で高く上がり、打球速度108・9マイル(約175キロ)の完璧な一撃だった。マドン監督は大谷の本塁打を「Pin High(ピン・ハイ)!」と表現。ゴルフの弾道のように高く、まっすぐ飛んでいった打球だったことを独特の言い回しで描写した。

大谷は前日に4月24日以来となるトップバッターで起用され、4打数2安打と活躍。この日も5打数2安打でチームの2連勝に貢献した。