カージナルスは27日、現役時代にワールドシリーズ制覇に貢献したマット・ホリデー氏とフリアン・ハビエル氏、さらに19世紀のブラウンズ時代に選手兼監督として活躍したチャールズ・コミスキー氏が球団殿堂入りすると発表した。MLB公式サイトが報じている。

ホリデー氏はロッキーズなどで強打の外野手として活躍後、2009年途中から16年までカージナルスでプレー。在籍中に4回のオールスター選出を果たし、通算156本塁打、616打点をマークしたほか、11年のワールドシリーズ制覇に貢献した。

カージナルスでは初のドミニカ共和国出身選手だったハビエル氏は、1960年から71年まで在籍した名二塁手。オールスターには2回選出され、64年と67年のワールドシリーズ優勝を経験した。プレーオフでの15試合で打率3割4分6厘は球団歴代3位。

コミスキー氏はブラウンズの選手兼監督としてアメリカンアソシエーション時代の1885年から88年まで4連覇。選手としても87年に125試合で打率3割3分5厘、103打点、117盗塁、139得点と驚異的な成績を残した。またア・リーグ創設の立役者でもあり、後にホワイトソックスのオーナーを務めて殿堂入りを果たしている。