エンゼルスが今季4度目の完封負けで、16年の8月以来、6年ぶりの9連敗を喫した。

先発のシルセスが2回途中4失点で降板。2番手のリアも4回5安打6失点で流れを変えられなかった。1番シュワバー、3番ハーパーにそれぞれ2発を浴び、フィリーズ打線に計5本の本塁打を許した。

10失点で大敗し、打線は無得点。マドン監督は「今は見ていて厳しいものがある。それは選手も同じ。これを切り抜けるには、ただ、前に進み続けるしかない。最終的にいい方向に変わる。私はそう信じている」と険しい表情で語った。

打線が得点してもリリーフが踏ん張れず、先発が崩れると打線がつながらない。投打がかみ合わない状況が続き、チームは5月15日の時点で最大11あった貯金が1まで減った。

この日の大谷翔平投手(27)は「2番DH」で出場し、3打数無安打2三振の結果だった。