ヤンキースのミゲル・アンドゥハー外野手(27)が4日、球団にトレードを要求したと複数の米メディアが伝えた。

2018年にエンゼルス大谷翔平投手(27)と新人王を争った期待の有望株だったが、今季はメジャーとマイナーを行き来していた。

ニューヨーク・ポスト電子版によると、アンドゥハーは3日の試合後に傘下3Aスクラントンへの降格を告げられ、その直後にブーン監督に他球団にトレードしてほしいと要求したという。同監督がメディアの取材に対し、アンドゥハーとの会話の詳細は明かさなかったが「きつい会話だった」と話したという。

同紙によると、トレード要求はこれが初めてではなく、昨季終了後にも球団に要望を出していたという。

アンドゥハーは17年にデビューし、翌18年に打率2割7分9厘、27本塁打、92打点をマークし新人王の有力候補とされた。だが、受賞した大谷と48ポイント差の得票2位に終わり、翌19年以降は出場機会が減り成績も低迷。当初は三塁だったが守備の不安から外野に回り、今季はメジャーで12試合に出場し打率2割6分8厘、0本塁打、3打点だった。