米大リーグ機構(MLB)は人種差別的な発言をしたとし、1試合の出場停止処分を言い渡していたヤンキースのジョシュ・ドナルドソン三塁手(37)からの異議申し立てを棄却した。米NBCスポーツが報じている。

ドナルドソンは5月21日の試合中にホワイトソックスのティム・アンダーソンに対し、ジャッキー・ロビンソンの名前を使って差別的な発言を行った。MLBはその2日後、ドナルドソンに対し1試合の出場停止処分を言い渡していた。罰金処分は当初の半分、5000ドル(約65万円)となった。

ロビンソンは1947年、人種の壁を打ち破ってメジャーリーガーに。ロビンソンがつけた背番号42はMLBの全球団で永久欠番となっている。

ドナルドソンはロビンソン家に公式に謝罪。14日のレイズ戦で出場停止処分を消化する。