日本への野球伝来150周年を記念した「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」が開催され、日米で活躍する俳優の渡辺謙(62)が、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(50)と記念撮影を行った。

始球式を務める渡辺は試合前にメディアの取材に応じ、「始球式だけではなくて、ジャパン・ヘリテージ・ナイトで観戦することもうれしいですし、こういう形で参加することもうれしい。何よりも今、一番注目されている対エンゼルスっていうところが、今日のベストマッチだという風に思っています。とりあえず、始球式が終わったら、楽しく野球を観戦したい」とコメントした。

エンゼルスは大谷翔平投手(27)が「3番DH」で出場。投打の二刀流で活躍する大谷について渡辺は「普通の想像を超える活躍だと思うんですけど、今年はいろいろ苦労もされているし、波があると思うんですけど、とりあえず故障せず、シーズンをしっかり乗り切れば必ず、ある程度の結果、成果は残してくれるプレーヤーだと思っているので。楽しみです」と期待を寄せた。

試合前には和太鼓のパフォーマンスも行われ、球場に詰めかけたファンから拍手が起こった。ドジャースにはこれまで野茂英雄氏(53)を始め多くの日本人選手が所属。ロバーツ監督は母親が日本人で、沖縄県那覇市で生まれた。球場の一角には野茂氏が使用していたスパイクなどが飾られ、7月下旬まで展示される。