オールスターに「4番一塁」で出場するブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(23)が18日(日本時間19日)、球宴前日のメディア対応を行い、「1番DH」で出場するエンゼルス大谷について「昨年に続いて一緒にプレーできてうれしいよ。自分にとってだけでなく、球界のすべての人に特別な存在」と話した。さらに「すでに写真も撮ったよ。トラウトと一緒にね」と明かした。

ゲレロは昨季大谷を上回る48本塁打を放って本塁王に輝き、MVP投票では大谷に次ぐ2位だった。今季のMVPは、33本塁打を放っているヤンキースのジャッジ外野手が本命視されているが、ゲレロは先日、今年のMVP受賞レースについて現地メディアに「昨年も彼らが選んでいるのなら、今年も同じだと思うよ。彼は昨年よりも成績が良いからね」と、大谷の2年連続受賞を予想していた。

ゲレロは今季92試合で打率2割7分1厘、20本塁打、57打点、OPS.830。オールスターのア・リーグ一塁手部門の最終投票ではマリナーズのフランス内野手を上回りスタメンで選出された。