ナ・リーグ先発を務めた左腕クレイトン・カーショー(34)が、地元での晴れ舞台で1回を1安打無失点に抑えた。

最初に対戦したエンゼルス大谷翔平投手(28)には、初球のフォーシームを中前に運ばれた。

米データサイトのベースボール・リファレンスによると、オールスターで投じられた初球を安打したのは、1986年のカービー・パケット、2013年のマイク・トラウト(エンゼルス)に続き、大谷が3人目だったという。

打たれた瞬間に振り返って大谷の打球の行方を目で追ったカーショーは、笑いをにじませながら「やられた」という表情を見せた。しかし直後に大谷をけん制で刺し、してやったり。2番ジャッジ(ヤンキース)を空振り三振にした後、3番ディバース(レッドソックス)に四球を与えたが、4番ゲレロを遊ゴロに打ち取り1回を1安打無失点、1三振1四球で降板した。