オールスター選出3度を誇るフィリーズのJ.T.リアルミュート捕手(31)が、来年開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に米国代表として出場することが明らかになった。9日(日本時間10日)、MLB公式ツイッターなどが伝えた。これが大会初参戦となる。

リアルミュートは14年にマーリンズでデビューし、2年目から8年連続2桁本塁打を放つなど強打の捕手として知られている。19年にフィリーズに移籍し、20年オフには5年総額1億1550万ドル(約156億円)で契約延長した。18年から2年連続でオールスターとシルバースラッガー賞を受賞し、19年にはゴールドグラブ賞にも選ばれた。昨季は17本塁打を放ち自身3度目のオールスターに選出。今季は92試合で打率.265、12本塁打、52打点、OPS.780を記録している。

米国代表は、すでにエンゼルスの主砲トラウトがキャプテンとして出場することが決定。他にもカージナルスのアレナド、ゴールドシュミット両内野手、レッドソックスのストーリー内野手など、大物選手の参加が判明している。